京都府の緑地・除草・剪定入札 勝ち筋レポート
1. 今月の狙い目契約
例年この時期(9月〜10月)に開札されている継続契約のうち、今年度まだ落札が確認できていないものです。「現職1回目」は現在の落札者がまだ固定化しておらず、入れ替わりが起きやすい状態を示します。
| 契約 | 発注機関 | 例年の開札 | 前回の落札額 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 公園緑地支障木対策工事 【工事番号 7-管-35】 | 木津川市 | 10月頃 | 1,728万円 | 現職1回目(狙い目) |
| 管内一円道路維持修繕業務委託(植栽維持その2)(乙8道維修第9号) | 京都府 | 10月頃 | 886万円 | 現職1回目(狙い目) |
| 令和7年度 光台地区道路高木剪定等業務委託 | 精華町 | 9月頃 | 664万円 | 現職1回目(狙い目) |
| 木津浄水場樹木整備業務委託(府水7水委第4102号の2の8) | 京都府 | 9月頃 | 500万円 | 現職1回目(狙い目) |
2. 先月の「勝ち札」解剖
先月、京都府の緑地・除草・剪定分野で落札者の交代が起きた契約を1件、数字で解剖します。
| 前回 | 今回(8月) | |
|---|---|---|
| 落札者 | (株)山口 | 羽田建設(株) |
| 落札額 | 683万円 | 726万円 |
読み方: 「加茂地区街路樹剪定工事 【工事番号 8-管-28】」(木津川市)は、前回(株)山口が683万円で落札していた契約です。 今回は羽田建設(株)が726万円で奪取しました(前回比 +6%)。 この規模・分野で交代が起きたということは、現職が守り切れる構造ではないという証拠です。同じ機関の類似契約も、挑戦の余地があります。
3. 先月の動き一覧
| 開札日 | 案件名 | 発注機関 | 落札者 | 落札額 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-08-28 | 重要港湾舞鶴港 港湾企画調査(港湾緑地)業務委託(港8港企調(港湾緑地)第6500号の2の1)管内一円(舞鶴港) 臨時生活関連施設整備(港湾)(臨時)業務委託(港8臨生(港湾)(臨時)第6599号の2の2) | 京都府 | (株)オリエンタルコンサルタンツ | 1,659万円 |
| 2026-08-20 | 城山台1号緑地ほか除草工事 【工事番号 8-管-13】 | 木津川市 | (有)森菊鉄工 | 946万円 |
| 2026-08-20 | 加茂地区街路樹剪定工事 【工事番号 8-管-28】 | 木津川市 | 羽田建設(株) | 726万円 |
4. 相場の定点観測
| 指標 | 値 | 読み方 |
|---|---|---|
| 先月の落札額の中央値 | 946万円 | この分野・地域の標準的な案件規模 |
| 今月(9月)の中央値 | 692万円 | 先月より小型案件が中心 |
5. 今月のレッスン — 補正予算案件を拾う
9月は補正予算の成立に伴う追加発注が出てくる時期です。補正予算の案件は、当初予算の計画発注と違って準備期間が短く、公告から締切までがタイトになりがちです。裏を返せば、常に情報を見ている会社と、たまにしか見ない会社の差が最も出る案件でもあります。また、災害復旧関連の緊急発注もこの時期に集中します。狙うなら、平時から参加資格と体制を整えておき、公告が出た瞬間に動けるようにしておくことです。本レポートの「先月の動き一覧」で、例年にない案件が出ていないかを確認してください。
6. 来月(10月)の公告予測カレンダー
過去の周期から、来月に公告または開札が来ると見込まれる継続契約です。公告は開札のおおむね1〜2ヶ月前に出ます。
| 契約 | 発注機関 | 例年の開札 | 前回の落札額 |
|---|---|---|---|
| 公園緑地支障木対策工事 【工事番号 7-管-35】 | 木津川市 | 10月頃 | 1,728万円 |
| 管内一円道路維持修繕業務委託(植栽維持その2)(乙8道維修第9号) | 京都府 | 10月頃 | 886万円 |
7. この市場の素顔(京都府×緑地・除草・剪定の基礎データ)
このレポートの土台になっている京都府の緑地・除草・剪定分野の落札結果は464件です。落札額は下位25%が423万円以下、中央値が721万円、上位25%が1,061万円以上です。発注が多いのは木津川市(192件)、京都府(107件)、精華町(77件)、八幡市(27件)、井手町(23件)で、収録団体は14団体です。
落札の多い事業者は(株)KOSEI(10件)、(株)丸八商事(10件)、(株)丸八石材(9件)、(株)おがわ建設(9件)、タイヨー(9件)です。落札した事業者は全部で195社、上位5社のシェアは10%で、受注は広く分散しています。
入札方式は通常型指名競争入札が5件(1%)、指名競争入札(通常)が1件(0%)です。
年別の件数は2022年77件、2023年77件、2024年80件、2025年81件、2026年78件です。このうち毎年繰り返し発注されている継続契約は69本あり、狙い目の判定はここから出しています。
→ 京都府の緑地・除草・剪定の落札相場(金額帯・団体別・直近の落札事例)
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